癒し旅にぴったり、和歌山でおすすめの高級ホテル10選

世界遺産・高野山の麓、静かな里山「天野」に佇む「山荘 天の里」は、紀州産の杉や檜をふんだんに用いた室内が印象的なホテル。

吹き抜けのロビーや特注の暖炉が醸す高級感と、木のぬくもりが調和し、ホテルよりも別荘に近い落ち着きのある雰囲気に心奪われます。

全8室のコテージタイプの客室はラグジュアリールームが中心。専用の半露天風呂を備えた部屋では、四季折々の里山の風景を眺めながらプライベート感たっぷりにお風呂を満喫できます。

さらに「ふくろうの湯」「竹の湯」「和乃湯」と名付けられた三つの貸切風呂は、露天付きやサウナ付きなど趣が異なり、こちらも周りを気にせずゆっくりと楽しめるのも魅力です。

館内にはワインが揃うバーカウンターがあり、グラスを傾ければしっとりとした大人の夜に。

料理は天野米や高原野菜、ジビエなど地元の恵みを生かした美食。目にも舌にも美しい品々が並び、一品ごとに丁寧さを感じます。

春は桜、初夏にはホタル、秋は紅葉、冬は雪と星空。季節ごとに変わる景色も魅力。

細やかな心配りが行き届いたサービスも良く、季節を変えてまた訪れたくなるおすすめの高級ホテルです。

南紀白浜の穏やかな海に寄り添うように佇む「FIVE SPRING RESORT THE SHIRAHAMA」は、オールインクルーシブ形式の高級ホテル。

テラスから温泉プールへ直接アクセスできる「Dragon」をはじめ、「GREAT BEAR」「GIRAFFE」など多彩なテーマルームが揃い、それぞれの空間美と遊び心に溢れた楽しい室内。

客室には、地下千メートルから汲み上げた純度100％の白浜温泉水が注がれ、湯元源泉掛け流しの温泉を心ゆくまで楽しめます。

ラウンジではアルコールを含む豊富なドリンクやお菓子、アイスを自由に味わえ、夕食には伊勢海老や鮑をはじめとする旬の海鮮と熊野牛を織り込んだ会席、朝食では海鮮バーベキューや彩り豊かなビュッフェが並びます。

想像以上の豪華さに驚きながらも、満足度たっぷり。

館内には温泉大浴場や屋外温泉プール、流行のバレルサウナが備わり、身体をリフレッシュできる環境が整います。

テラスからの水辺の眺めや自然に囲まれたつくりが、都会では得られない開放感を与えてくれ、夜にはレーザーマッピングショーや野外演奏など非日常を演出するプログラムも。

しっかりと記憶に残る体験ができるのもこのホテルの大きな魅力です。

2023年7月に料理旅館をリニューアルして誕生した、和歌山・南紀白浜の高台に佇む「くろしお想」。

白浜湾と緑豊かな自然を見渡せる立地で、土壁や紀州材、竹など素朴な素材を取り入れたデザインが、自然の温もりと共にあたたかく迎えてくれます。

客室は全11室のみ。特別室には信楽焼の湯舟を備えた半露天風呂があり、夕暮れの海を眺めながら湯を楽しめる贅沢な時を過ごせます。

南紀白浜温泉の源泉掛け流しを堪能できる大浴場や、プライベートに使える貸切風呂も用意され、心ゆくまで静かに身体を癒せると人気。

食事は、ミシュラン一つ星店「てのしま」の林亮平シェフ監修による日本料理。鮮魚や熊野牛、天然鮎など、地元の旬を取り入れた一皿は器や盛り付けにも趣があり、海を望むカウンターで夕食を味わえば、思い出にも残る特別な時間になります。

ライブラリーやテラス、日本庭園など、思索や読書に没頭できる空間も整い、ひとり旅にもぴったり。

スタッフは過度に踏み込まず程よい距離感で迎えてくれ、ウェルカムフードや丁寧な案内にもあたたかい心遣いが感じられます。

自然素材と静寂に癒され、白浜の景観や上質な食事を通して、自分と向き合う特別な時間を過ごせるおすすめのホテルです。

四方を海に囲まれた孤島に佇む「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」は、専用船でしか辿り着けない非日常の場所。

船で近づくにつれ広がる青い海と島の景色に、旅の始まりから胸が高鳴ります。

客室はすべてオーシャンビューで、窓一面に広がる水平線や潮騒の音が心地よく、静かに心を癒してくれます。

館内には和室中心の落ち着いた棟と、露天風呂付きの洋室を備えたラグジュアリー棟があり、好みに合わせて選べます。どちらも清潔で使い勝手が良く、こだわりのアメニティも揃う快適さ。

露天風呂「紀州潮聞之湯」では、目の前に広がる海と波音に包まれ、心身が解けるような極上のひとときを過ごせます。

食事は熊野・勝浦の海の幸や山の恵みを盛り込んだ会席料理。鮪や地魚をはじめ、旬を活かした一皿ごとに丁寧さが感じられ、朝夕ともに満足感たっぷり。

ラウンジ「磐座」では潮風を感じながら梅酒や日本酒を嗜み、大人の贅沢を味わう時間に。

波音と潮風に包まれる、非日常感あふれる島で、静かに時間を過ごしたい方におすすめです。

和歌山県すさみ町、小高い森の丘にひっそりと佇む「あきば何求庵」。

客室はわずか二室のみのプライベート感が強いホテル。「繭」と「弦」と名付けられた特別な空間で、窓の向こうには稲積島や港町を望み、海と山の緑が織りなす風景が広がります。

建築家・大江一夫氏が手がけた館内は、無垢材や白竹、本和紙、土壁といった自然素材を巧みに取り入れた和モダンデザイン。

梁や照明、和紙壁紙、座椅子に至るまでの細部に美意識が宿り、心が落ち着くような静けさに包まれます。

貸切風呂は趣の異なる「聖音呂」と「妙音呂」。湯に身を委ねると、心と身体をゆっくりと解きほぐしてくれます。

料理は伊勢海老やアカハタをはじめ、地元の旬を彩り豊かに仕立てたコース料理。器や盛り付けにも工夫が凝らされ、美味しさが口いっぱいに広がります。

女将やスタッフの細やかな心配り、ウェルカムドリンクや季節の和菓子もこだわりを感じる質の高さに、また訪れたいと感じます。

上質な空間と美食、そしておもてなしに浸る、プライベート感たっぷりに過ごせる高級ホテルです。

南紀白浜の高台に佇む「オーベルジュ サウステラス」は、海と夕日を望む絶景とともに、心と身体を満たせる高級ホテル。

全10室の客室は、オーシャンビューのゆとりある和モダンの空間。

露天風呂付き客室のほか、大浴場や貸切風呂も揃い、源泉かけ流しの湯に浸かると、心身がゆるやかにほぐれていきます。

室内には化粧水や乳液、肌スチーマーなど美容アイテムを揃え、“美と健康”を意識したサービスも魅力です。

食事は“健康＝美”をテーマに、新鮮な地元の海山の幸を活かした創作フレンチ。彩りや香り、盛り付けにまでこだわり、一皿ごとに込められたストーリーに驚きと美味しさを感じます。

夕暮れに染まる海を眺めながら味わうディナーは、旅の記憶に残る時間に。ラウンジで海を眺めながらくつろぐことも。

夕日と海が織りなす景観、美食フレンチに身体を癒す温泉、非日常を感じる場所で心と身体を癒すひとときを過ごせます。

南紀白浜・椿温泉の岸壁に建つ「海椿葉山」は、わずか6室だけの大人のためのホテル。

波音と海風に包まれ、静かな時間を満喫できます。

建築家・竹原義二氏が手掛けた赤瓦の屋根やベンガラ色の壁、木の梁や回廊は、自然素材の力強さと柔らかな光を調和させた設計で、建築賞も受賞した美しい空間。

窓を開ければ海の水平線が広がり、夕暮れから月夜まで移ろう景色が静かに心を満たしていきます。客室によってはテラスやバルコニー付きで、波の音をBGMにゆったりと過ごすことも。

湯は源泉かけ流しのアルカリ性硫黄泉。美肌の湯とも称されるなめらかな湯ざわりで、海景を眺めながら心身を癒す時間は格別のひととき。

食事は紀州の魚介を中心にした和食会席。鮮魚の造りや姿揚げなど、土地の恵みをそのまま引き出した素材の味を楽しめます。部屋食でいただけば、眼下に広がる海を眺めながら美食を楽しむ、贅沢な時間に。

プライベート感にこだわりがあるのもこのホテルの魅力。12歳以下は宿泊できず、他の宿泊客と顔を合わせることも少なく配慮されているので、まるで自分だけの別邸に滞在しているように過ごせます。

断崖絶壁に佇み、目の前に広がる海と空のパノラマ絶景がを楽しめる絶好ロケーション「XYZスペチアーレ」。

2,500坪の敷地にわずか数棟のみが配され、窓やテラスからは目前に大きな海と空が広がります。ベッドに横たわりながらも水平線を眺められる客室や、電動開閉式の全天候型露天風呂から波音と星空を独り占めできる空間は、まさに自分だけの特等席。

夕食はテラスで光の移ろいと共に創作和会席を。地元の海山の恵みを丁寧に仕上げた料理は味わい深く、夕暮れの景色とともに味わう時間はドラマチックな非日常。

また、ギネス認定のレーザーメッセージやロールス・ロイスでの海岸ドライブ、流れ星を使った夜の演出など、滞在の時間をさらに特別に彩るサプライズも用意されていて、どの時間も楽しさに溢れています。

完全非接触の滞在スタイルで、他の宿泊客を意識せず、静かにプライベート時間を満喫できるところも魅力的で、何度も泊まりに来たくなります。

白浜の穏やかな海と空を背景に、全棟ヴィラ形式で設えられた「ブランシェット南紀白浜」。

すべての客室には白浜温泉を引いたプライベートスパが備わり、好きなときに好きなだけ温泉に浸かれるという贅沢さ。

白を基調としたシンプルな空間から木目調の落ち着いた客室まで、さまざまなデザインの空間が揃い、独立したヴィラ建築だからこそ叶う、隣を気にしないで過ごせる心地よさが素敵。

室内は清潔に整えられ、アメニティも充実していて快適。テラスへと続く窓を開ければ、夜風や星空に触れる心地の良いひとときを過ごせます。

ダイニングでは、地元の鮮魚や肉料理を取り入れたビュッフェ。お寿司や海鮮、彩り豊かな料理が並び、味わいも満足度も想像以上。

スタッフのあたたかく丁寧な対応も印象に残る、おすすめのヴィラリゾートです。

太平洋を正面に望む和歌山・すさみ町に2023年誕生した「TUZUMI WAKAYAMA SUSAMI」。

1日わずか5組限定のプライベートヴィラは、フラットタイプとメゾネットタイプから選べ、全棟がオーシャンビュー＆天然温泉露天風呂付きという贅沢な設え。

アルカリ性単純温泉の湯に浸かりながら、海と空の広がりをひとり占めする時間は格別です。

食事は、地産地消の恵みを使ったライブスタイル。専属スタッフが目の前で仕上げる豪快な調理は、食事の時間をさらに盛り上げてくれます。

夜は焚き火を囲み、頭上に広がる満天の星を見上げて語り合う、忘れられない時間に。

スタッフの柔らかな接客がよく、ヴィラ内は清潔感があり、女性やアウトドア初心者にも優しいアメニティが揃っていて、滞在中は快適そのもの。

自然の静けさの中、夕焼けに染まる海や夜明けの光を眺めながら、都会の喧騒を忘れるスローな時間を過ごせるおすすめのホテルです。