心安らぐリトリートができる、高知でおすすめの高級ホテル旅館10選

湖と緑に抱かれた4棟だけのスモール・ラグジュアリー「湖畔遊」。
館内は、木や土の質感を活かした上質で落ち着いた空間に、JBL PARAGONやマッキントッシュなどのヴィンテージ音響機器が並ぶ、シックな雰囲気。

オーナーの音楽好きが随所に表れていて、聞こえてくる音も特別。ゆっくりと音楽を聴きたくなる心地よさです。

全棟に自家源泉の露天風呂を備え、肌あたりのやさしい湯にテラス越しの自然を眺めながら浸かれば、身体がほぐれる至福のひととき。
湯上がりの体に沁みるのは、無添加・自家菜園の野菜や高知の滋味を生かした料理。ひと皿ごとに手間とだしの仕事が感じられ、香りまで豊かに立ちのぼる。
防音や素材選びまで徹底された客室は、静けさとプライベート感が際立ち、時間の流れが緩やかになる。

派手さではなく質に満たされる、大人のための高級ホテルです。

太平洋を見晴らす岬の高台に佇む白と青のリゾート、「ヴィラ・サントリーニ」。

“白壁と青いドーム”が連なる建築は、ギリシャ・サントリーニ島の美を宿した没入感ある世界。洞窟を思わせる客室では、窓の外に広がる海の景色に、開放的な気分にさせられます。

青と白の色彩が美しく、外観・建物の雰囲気が素敵で、どこを切り取っても映えるので、本当に写真を撮りたくなる思い出作りにはもってこいの場所。

日の出の時刻に合わせて起床し、その光景を部屋から眺めれば、忘れられない感動的なひとときに。

レストランでは、地元・高知の旬を取り入れた料理が美味しく、朝は海に向いた席でいただくブレックファーストが人気で、記憶に残る“こだわりの味”もまた旅の思い出になります。

雰囲気・ホスピタリティがとてもよく、静かに落ち着いて過ごせるリゾート感がまた素敵。

白と青の美と眺望を極めた岬のリゾートで、優雅な時間を過ごせるおすすめの高級ホテルです。

「オーベルジュ土佐山」は、深い緑と清らかな川のせせらぎに包まれた高知・土佐山に佇むオーベルジュ。

市街地から車で約30〜40分の山里に、「何もしない」を愉しむための静かな場所が待っています。

土佐杉や檜、漆喰、和紙など土佐の自然素材を生かした館内は、木肌のぬくもりと澄んだ空気感が心地よく、余計なものをそぎ落としたシンプルな空間。

大きなガラス越しに森と空が広がる温泉棟では、アルカリ性単純硫黄泉の湯に身を沈めれば、身体が自然と緩みます。

川に張り出すテラスを備えたヴィラ棟で過ごすと、時間の流れがゆっくりと感じられるような極上のプライベート感。夜は満天の星に耳を澄ませ、朝は川のせせらぎで目が覚める自然に包まれた静かな非日常に。

食もこのホテルの大きな魅力。和を軸にしたコースは、前日の仕込みから丁寧に引く出汁が味わいの要。土佐湾の海、山里の恵みを季節の器にのせ、香り立つ一皿一皿で“土地の旨み”を伝えます。焼き立ての魚や土佐の酒がするりと寄り添い、朝には旨みののった鯵や瑞々しい野菜が朝のエネルギーに。素材の味わいとおもてなしの所作に満たされます。

スタッフの丁寧であたたかい距離感が、とても安心感を与えてくれます。

食・温泉・自然とホテルの雰囲気、どれをとっても満足度の高い山間の高級ホテルです。

坂本龍馬の生家跡地に静かに息づく「hotel nansui」は、“自分を洗濯する旅”をテーマにしたラグジュアリーホテル。

土佐杉の木肌や龍馬の家紋をあしらった意匠が随所に施され、歴史とアートが静かに息づく館内は、歩くだけでも楽しめます。

客室は清潔感あふれる落ち着いた空間で、コーヒーや入浴剤などの充実したアメニティがあるところも良いです。

食の舞台はレストラン「MARGINAL」。土佐ジローや藁焼きの香ばしさなど地元の名産を最大限に活かしながら、近代的な手法も取り入れた一皿一皿に魅せられます。朝食の一品に至るまで丁寧に仕立てられ、土地の息吹を味わえるのも魅力。

唯一無二の「プレミアムサウナスイート」では、プライベートサウナと水風呂、整いの間を備え、誰にも邪魔されないリセットの時間を過ごせます。プライベート感たっぷりの空間で、心ゆくまでゆっくりと整えるのもここならでは。

屋上の「Yugao Terrace」からは高知城や街並みを望む夜景が美しく広がり、風と光を感じながら過ごすひとときは格別です。

歴史の舞台に現代的な美学とおもてなしを重ねた空間で、静けさとアート、美食と癒しを一度に楽しめます。

足摺岬の突端に寄り添う「TheMana Village」は、太平洋のパノラマを正面に望む、海を感じるリゾート。

客室は、海の景色を堪能できる設計。大きく開いた窓とテラスからは、刻々と色を変える水平線が広がり、夜は満天の星が眺められます。ベッドに横たわりながらも、窓の向こうに広がる紺碧の海や朝焼けを独占できる贅沢さに、シンプルで落ち着いたインテリアが、景色を引き立てながら心を静かに癒してくれます。

館内には、海を望む温浴エリアや星を眺められる露天風呂があり、自然を眺めながら温かい湯に浸かれば、肩の力がふっと抜けて深いところまでリラックス。特に、星を見ながら入る温泉は、一生に一度は味わいたい特別な時間になるはずです。

食は、この地ならではの海山の恵みを主役に。藁香る鰹など土佐の名産を凛とした会席で味わうか、海を見渡すイタリアン「Azzurrissimo」でモダンに仕立てた一皿を愉しむか。どちらをとっても味わいと雰囲気に心ゆくまで満たされます。

さらに、自然体験やアクティビティも充実。岬の遊歩デッキ散策や星空観察、ホエールウォッチングやカヌー体験など、この土地ならではの自然に触れる時間が待っています。

非日常をじっくり味わう、足摺岬ならではの滞在を。

明治7年創業、土佐の迎賓館として愛されてきた老舗旅館「城西館」。

館内は清潔感があり、リニューアルされた和モダンの客室は広々として、家族でのんびりと寛げる快適な空間。

最上階の展望露天風呂からは、高知城や城下町を一望でき、美しい夜景を眺めるながら湯に浸かるひとときは日常を忘れてふっと気が緩む時間。

食事は藁焼きの実演で仕上げるカツオのたたきをはじめ、土佐の旬の恵みを盛り込んだ会席料理。朝食には高知ならではの郷土食材が豊富に並び、一日の始まりを彩ります。

子ども連れでも安心できる配慮が随所にあり、家族で泊まりたい方に特におすすめ。

老舗ならではの丁寧な接客と、土佐の“食”と“眺望”を存分に楽しめる特別なひとときになります。

四万十川が海へと注ぐ河口の高台に佇む「四万十の宿」。

川と海が溶け合う景観を一望できる立地は、まさにここでしか味わえない特別なロケーション。

客室は、自然の温もりと落ち着きを感じさせ、清潔で広々とした造りに、ゆっくりと羽を伸ばしたくなります。

このホテルの魅力は、海水を沸かした露天風呂と肌にやさしいアルカリ泉。湯に浸かりながら眺める河口の風景は、時間とともに移ろい、身体だけではなく、心を穏やかに。サウナや小浴槽も揃い、四万十の風を感じながらゆったりと整うことができます。

食事は、川・山・海の幸が一堂に集う会席料理。夕食には旬の土佐食材を生かした品々、朝食には郷土色豊かな料理が並び、高知を満喫できるおいしさ溢れる食事を楽しめます。

隠れ家的な静けさに加え、スタッフの笑顔や子ども連れへの細やかな配慮もしっかりとしていて、雰囲気も心地よいので、“また来たい”と思える高級ホテルです。

太平洋を見晴らす高台に佇むリゾートホテル「メルキュール高知土佐リゾート＆スパ」。

ホテルを訪れ、はじめにいただくウェルカムドリンクのおもてなしから、気分が上がり始めます。

窓の向こうには琴ヶ浜から続く大海原。朝はやわらかな光、夕暮れは水平線が茜に染まる景色と、変わっていく海の表情を存分に楽しめます。

客室はゆとりのあるつくりで、海風が抜けるオーシャンビューの部屋を中心に、古さを感じさせない清潔感のある室内で、のびのびと過ごせます。

夜はバー＆ラウンジでドリンク片手に、波音と星空を眺める静かなひとときも格別。

館内の温泉は、広々とした大浴場と露天を備えた“よさこい温泉”。心地よい湯温と湯質が人気で、朝夕の男女入れ替えで趣の異なる湯処を楽しめます。潮風を頬に受けながら露天風呂に浸かれば、日々の疲れもすっと溶けていくような心地よさ。

食はビュッフェスタイル。鰹のたたきに代表される高知らしい魚介、山海の幸、旬の野菜まで種類豊富に並び、夕食は目移りするほど充実。朝食も和洋のラインナップが賑やかで、最後まで土佐の恵みを満喫できます。

高台ならではのパノラマ、温かい温泉、そして味わい深いビュッフェ。ラウンジの自由度も相まって、一日を通して飽きないサービスが揃っています。

山あいの静けさに抱かれる全9室の湯宿「千年の美湯 そうだ山温泉 和 YAWARAGI」。

一番の魅力はアルカリ性の単純硫黄泉。とろりとやわらかな肌ざわりで、湯から上がるとすっと指がすべるような“つるり感”になります。季節や時間で湯温が穏やかに変わるぬる湯は長湯に心地よく、熱すぎる湯が苦手な方でも入れる優しいお湯です。

客室は和の落ち着きがあり広く、細部まで手が行き届いている清潔なお部屋。敷地には遊び心あるツリーハウスやハンモックも点在し、子ども連れでも自然の中でほっと一息つけるのもまた魅力です。

食事は、高知らしい魚介や山の恵みを取り入れた創作会席と選べる鍋。夕朝ともに充実していて、土地の味わいを心ゆくまで楽しめます。

また、スタッフのさりげない気配りがよく、安心して宿泊できるのも高級ホテルならではの良さ。

湯に癒されながら、肌も心も潤うおすすめのホテルです。

窓を開ければ宿毛湾を一望。

すべての客室がオーシャンビューの「椰子の湯」では、海と空の表情を朝から晩まで楽しめます。

石造りの三段棚田状露天風呂や檜風呂は日替わりで入れ替わり、最前列の寝湯ではまるで海と一体になったような感覚に。

夕食は宿毛湾で揚がった新鮮な魚介を懐石料理で堪能できます。

公共宿舎でありながらリゾート感を備えた“特等席”。
気軽に非日常を求める旅にぴったりです。