記念日やご褒美ステイにぴったりな神戸のおすすめ高級ホテル10選

鎌倉時代創業という長い歴史を誇る「陶泉 御所坊」。

金泉・銀泉の名湯を、木々の揺れる中庭を望む半露天で堪能できます。湯上がりに浴衣で中庭を散歩すれば、静かな空気に自然と心もほどけていくよう。

客室には文化人の言葉や書が飾られ、どこか懐かしさと趣を感じる空間。

食事は旬の素材を生かした素朴な山家料理。一品ごとに、素材の持つ旨みが丁寧に引き出され、どこか郷愁を誘う味わいです。

有馬の静かな風景に身を委ねながら、ゆったりとした時間を過ごしたい方に。

山あいにひっそりと佇む、全室ヴィラタイプの高級宿。

ヴィラのテラスから眺める朝靄の山々や、風に揺れる木々の音に耳を澄ますと、日常のざわめきが遠のいていくのを感じます。

館内には美術品が配され、空間全体がまるでギャラリーのよう。訪れるだけで五感が研ぎ澄まされるような体験に。

食事は、山海の幸に西洋の技法を融合させた創作料理。コースが進むごとに、料理人の遊び心やこだわりが伝わってきます。

自然とアートに浸る、大人のための隠れ宿です。

割烹カウンターを中心にしたダイニングで、料理人の所作と語りを目の前に楽しめる“客前料理”がこの宿の醍醐味。

その場で仕上げられる一皿を五感で楽しみながら味わう時間は、特別な演出に満ちています。

客室には全室に金泉の露天風呂を備え、開け放たれたテラスからは温泉街の風景が一望。

昼下がり、デッキチェアに身を預けて読書をするひとときは、自分だけの贅沢な時間に変わります。

和とモダンが美しく融合した空間で、上質な滞在を求める方に最適です。

明治期に建てられた趣ある建築を活かした全9室の料亭旅館。

客室の障子を開けると、四季の草木が彩る中庭と、遠くに滝川のせせらぎ。

部屋食でいただく懐石料理は、ひと皿ずつが丁寧で、味はもちろん香りや器にも心が配られています。

華やかさというより、静けさと風格を重んじる方にこそふさわしい宿です。

数寄屋造りの建築と、心を尽くしたもてなしが光る高級料亭旅館「欽山」。

京風の創作懐石は、目に美しく、味も繊細。運ばれてくるたびに、旬を感じる盛り付けに感嘆の声が漏れることも。

銀泉付きの貴賓室や特別室をはじめ、露天風呂やサウナのある大浴場も完備。

日常の延長ではなく、特別な時間を体験できる一軒です。

有馬三山に囲まれた高台に建つこの宿では、料理人の手元が間近に見える“客前料理”の臨場感が圧巻。

仕上げの一手に込められた所作と、立ち上る湯気、香り…そのすべてが食体験を演出します。

客室の露天風呂から望む湯槽谷山の稜線が、心に残る風景に。夜は月を見上げながら金泉に浸かり、身も心も温まる。

ゆったりとした時間の中で、食・湯・自然を堪能できます。

13歳未満の宿泊を制限した“大人の隠れ宿”として静けさが保たれる「中の坊 瑞苑」。

神戸牛の鉄板焼や焙窯会席など、特別な料理が選べるプランも用意され、食の楽しみが広がります。

露天風呂付きの貴賓室や和洋室の選択肢も豊富で、自分の過ごし方にぴったり合う客室を選べます。

チェックイン後は館内着に着替えて、大浴場で金泉に浸かり、湯上がりの冷茶を手に中庭を歩く──そんな一連の流れが、非日常の喜びに変わる宿です。

六甲山上という絶景立地に佇む高級リゾート。

ビューバスから望む神戸の夜景は、まるで宝石箱をひっくり返したよう。光の海に浸りながらのバスタイムは、旅先でしか味わえない贅沢です。

地元食材を使った創作フレンチは、季節感に富んだコース構成で、料理の出るテンポや説明にも丁寧さが感じられます。

犬と泊まれる部屋や、ペット向けのアメニティも充実。

自然・美食・癒し・家族との時間が融合した、心あたたまる宿泊体験を届けてくれます。

六甲の中腹にある全5室の宿は、まるで知る人ぞ知る別荘のよう。

夜、展望ジャグジーから望む神戸の夜景は圧巻で、眼下に広がる光景に言葉を失うほど。湯船から立ちのぼる湯気と、星空のコントラストが印象的でした。

夕食は地元食材を用いた会席料理を個室で。周囲に気兼ねなく、ゆっくり語らいながら食事を楽しめます。

特別な日や静かに過ごしたい日に、ぴったりの宿です。

金泉・銀泉ともに楽しめる湯宿「銀水荘 兆楽」。

3室限定の別邸「紫貴」は、まさに“誰にも邪魔されない時間”を叶える空間。本館とは離れ、自然と湯と向き合うための設計が光ります。

夕食では、明石の魚介や黒毛和牛などを使った本格会席を堪能。料理長のこだわりが、品数や提供順からも感じられます。

宿に一歩入れば、静寂と和のもてなしに包まれるような、優しい時間が流れていきます。