鹿児島の自然と温泉を満喫できる高級ホテル15選｜絶景と癒しの余韻を

霧島の豊かな自然に包まれた「忘れの里 雅叙苑」は、まるで日本の原風景に迷い込んだような全8室の茅葺古民家の宿。

鹿児島市内からおよそ2時間。都心の喧騒を離れた先には、心がほぐれるような静けさと澄んだ空気が広がります。

離れ形式の客室はすべて源泉100％かけ流しの温泉付き。

茅葺屋根の下、囲炉裏のある居間や土間のような玄関、障子越しに柔らかな光が差し込む和の空間は、懐かしさと上質さが調和した癒しの世界。

古材を活かした梁や畳の香りが心を落ち着かせ、縁側に腰掛けると天降川のせせらぎがBGMのように流れます。

天降川の透明な流れを望みながら湯に浸かるひとときは、日常の緊張をそっと溶かしてくれます。

敷地内にはニワトリが歩く庭や竹筒の花があり、ふくれ菓子とレモン水のウェルカムサービスなど、村の暮らしをそのまま感じられる温かな演出が随所に。

食事は、自家菜園で育てた無農薬野菜や地鶏、清流で獲れた鮎などを使った郷土料理。

囲炉裏で焼くキビナゴと地焼酎の香ばしい香りに包まれれば、まるでふるさとに帰ったような安心感が胸に広がります。

霧島の自然と人のぬくもりに寄り添いながら、“日頃味わえない癒し”を全身で体感できる高級宿です。

奄美大島・笠利の海辺に佇む「伝泊 The Beachfront MIJORA」は、 “海とともに過ごす時間”を体感するデザイナーズヴィラ。

目の前には赤木名湾の穏やかな海。

波音と潮風に包まれながら、全身に自然が溶けゆくような癒しのステイが叶います。

すべての客室がオーシャンビューで、天井まで広がるガラス越しに奄美の海と空がひと続きに。

開放感あふれるインフィニティプールでは、海と溶け合うような非日常の時間を過ごせます。

客室にはハンモックや卵型チェアなど、心と身体を解き放つ仕掛けが随所に。

インテリアは洗練されたモダンデザインで統一され、奄美の自然素材と海外製オーダーメイド家具が調和した上質な空間です。

一部の客室にはキッチンも備えられ、奄美の食材を自ら調理して味わう、“暮らすような島時間”を楽しめます。

客室から、バスルームから、ダイニングから...どこにいても奄美の海と光を間近に感じる贅沢。

カップルや夫婦の特別な記念旅にも、女子旅の“映える”滞在にもふさわしい、感性を満たす高級リゾートです。

奄美空港から車で約10分。太平洋を見下ろす高台に建つ「ティダムーン」は、 “現代のネリヤカナヤ（海の彼方の理想郷）”をテーマにしたラグジュアリーリゾート。

眼下に広がるのは、果てしなく続く青い海と空。

時間の移ろいとともに表情を変える奄美の自然を、館内のどこからでも望むことができます。

客室は白を基調としたシックで清潔感のある空間。

パノラマに広がるオーシャンビューが、訪れる人の心を静かに解き放ちます。

スイートルーム「ムーン」や「一村」では、高級寝具〈エアウィーヴ〉のベッドに身を預けながら、波音と月明かりに包まれる贅沢な夜を過ごせます。

バスルームはまるでアートのような造形美。

日本古来の風呂文化を現代的に昇華させたデザインで、湯に浸かりながら太平洋の水平線を望む時間は、この上ない癒しの瞬間です。

館内の至るところに奄美の伝統工芸「大島紬」の意匠が散りばめられ、食事は地元食材を活かした“島ビストロ”スタイル。

1階の「ビストロ奄美」では、モーニングからディナーまで奄美の風土を感じる味わいを楽しめます。

プールサイドから眺める奄美の青、夜に広がる満天の星。

大自然と文化が交わるこの場所で、“何もしない贅沢”を心ゆくまで味わえるスイートリゾートです。

神話が息づく高千穂峰の中腹に建つ「界 霧島」は、全室から桜島と開聞岳を望む、絶景の湯宿。

目の前に広がる霧島高原と薩摩の山々、夜を迎えると幻想的に浮かぶ雲海と満天の星空が、訪れる人を包み込みます。

客室は“薩摩シラス大地の間”と名付けられ、シラス台地の土を使ったベッドボード、薩摩和紙や大島紬など、鹿児島の工芸品が随所に息づく上質な空間。

自然と伝統が調和した、穏やかで美しい佇まいです。

露天風呂は、すすき野原に佇む湯浴み小屋へとスロープカーで向かう特別仕様。

視界を遮るもののないパノラマの湯からは、桜島のシルエットが朝日に照らされ、夜は星が湯面に映る幻想的な光景が広がります。

食事は、鹿児島の食文化を現代的に昇華させた会席料理。

黒豚や旬の魚介、地元の野菜を、薩摩焼の器に盛りつけて味わう一皿一皿が、土地の力強さと繊細な美意識を伝えます。

全身で自然と鹿児島を感じ、心が静かにほどけていく...

「界 霧島」は、霧島の大地と空を五感で愉しむ癒しの宿です。

知る人ぞ知る鹿児島の名湯「妙見石原荘（みょうけんいしはらそう）」は、天降川渓谷沿いに静かに佇む温泉旅館。

重厚な石蔵造りの建物が、深い緑と渓流のせせらぎに溶け込むように建っています。

霧島火山帯に湧く7本の自家源泉を引き、加水も貯槽もせず地中から湧き出したままの湯を楽しめるのがこの宿の贅沢。

炭酸水素塩泉のやわらかな湯が肌を包み込み、まるで自然そのものに抱かれているような心地よさです。

大浴場「天降殿」をはじめ、すべての客室露天風呂にも源泉100％かけ流しの湯を使用。

川面を渡る風や鳥の声を聞きながら湯に浸かる時間は、何度訪れても新鮮な感動を与えてくれます。

2023年にリニューアルされた本館は、建築家と左官職人が手がけた“昭和と現代”“和と洋”が融け合う美しい空間。

木と石、光と影が織りなす室内は、まるで大人の隠れ家のような静謐さをたたえています。

食事は、鹿児島ならではの山・川・海の幸を丁寧に仕立てた会席料理。

炊き立ての白ご飯や新鮮な川魚、地元の旬菜を盛り込んだ一皿一皿が、宿の哲学と美意識を物語ります。

空港から車でわずか30分とアクセスも良好。

スタッフのさりげない気遣いと温かな笑顔に触れ、気づけば“また帰ってきたくなる”、上質な温泉宿です。

与論島の美しい海を望む高台に佇む「AMADA」は、1日1組限定で滞在できるプライベートヴィラ。

打ちっぱなしのコンクリートと温もりある木の素材が調和した建築は、モダンでありながらも離島の穏やかな空気を感じさせる特別な空間。

窓の外には緑が広がり、プールの水面が空の青を映し出す穏やかな風景が広がります。

室内は落ち着いたトーンでまとめられ、リビングやダイニングには心地よい木の温もりが漂います。

大きな窓から光が差し込み、時間の流れがゆっくりと感じられるプライベートスペース。

海が見えないことを忘れるほど、静けさと癒しに包まれます。

ヴィラにはプライベートプールやバレルサウナを備え、夜は星空を眺めながら映画を投影する贅沢な時間も。


ソムリエ厳選のワインを楽しむセラーもあり、非日常のくつろぎを心ゆくまで満喫できます。

徒歩圏内には品覇海岸があり、朝の散歩で与論ブルーの海を間近に感じることも。

都会の喧騒を離れ、心と体を解き放つ... 与論島の穏やかな時間を独り占めするためのラグジュアリーヴィラです。

西郷隆盛や坂本龍馬も愛した湯として知られる、鹿児島最古の日当山温泉郷に佇む「数寄の宿 野鶴亭（やかくてい）」。

800年以上の歴史を誇る名泉と、数寄屋造りの美が調和する老舗旅館です。

湯は、肌にやさしい弱アルカリ性の炭酸水素塩泉。

“美人の湯”とも称されるまろやかな湯に浸かれば、心身がやわらかく解けていくよう。

湧き出る湯の香とともに、四季折々の自然が心を癒やします。

客室は、木と畳の温もりが広がる落ち着いた和の空間。

離れ別邸では、静寂の中でゆったりと過ごす特別な時間を堪能できます。

数寄屋造りならではの端正な佇まいと、細やかな設えがもたらす居心地の良さが魅力です。

料理は、伝統的な日本料理の技を大切にした懐石。

自社牧場で育てた黒毛和牛をはじめ、全国から選りすぐった旬の食材が、器や盛り付けにまでこだわり抜かれた一皿一皿として供されます。

湯と食、静寂...
数寄の美学が息づく「野鶴亭」は、時の流れを忘れ、心と身体をやさしく整えるための温泉宿です。

霧島山麓の自然に抱かれ、雲海を望む高台に建つ「霧島雲海テラス 銘水の宿 霧の里」。

2025年3月に誕生した、全8室のデザイナーズ旅館です。

全室に天然温泉の客室露天風呂を備え、霧島の清らかな空気と湯の香に包まれる贅沢な時間。

南側特別室「霧島川」「天降川」には、サウナ愛好家も魅了する本格的な設備を完備。

HARVIA社の最新ストーブ「SPIRIT9」や、METOS製「ZIEL」ストーブによる横になれるサウナで、深い“ととのい”を体感できます。

200メートルの地下から汲み上げた天然水を使用した水風呂は、“飲める水風呂”と称されるほどの透明度と純度。

天然水で作る氷が並ぶ専用製氷器も備え、温度調節やサウナ後の一杯まで、細部にまで心配りが行き届いています。

霧島の茶畑や森、桜島の雄姿を眺めながらの外気浴は、自然と一体するように“ととのう”贅沢なひとときです。

館内のインテリアは海外から取り寄せたオーダーメイド家具で統一され、モダンと静寂が調和する上質な空間を演出します。

夕食は、霧島の名水が育む地元食材を使った和会席。

脂の甘みが際立つ六白黒豚のしゃぶしゃぶをはじめ、素材の旨みを引き出す料理が並びます。

日常を離れ、雲海のテラスで心と身体を解き放つ...

霧島に新たな癒しの時間をもたらす、贅沢の極みの宿です。

世界自然遺産・屋久島の深い森と海に抱かれたオーベルジュ「sankara hotel＆spa 屋久島」。

施設・レストラン・スパすべてが一流揃いで、Forbesやミシュランでも紹介されるほどの高いホスピタリティを味わえるラグジュアリーホテル。

静けさを独占できるヴィラや、森の息吹を感じながら湯浴みができる露天風呂、広々とした間取りに、屋久島産の自然素材を取り入れた上質なアメニティも揃います。

食事は2つのレストランで屋久島の旬素材を丁寧に仕上げたフレンチを堪能。

本格的なスパ施設“Sankara Sana”で、東洋・西洋の癒しのメソッドを融合したトリートメントを受ける時間は極上です。

プール・図書ラウンジ・個別バトラーサービスも揃い、屋久島や地酒などをテーマに余白の時間も楽しめます。

自然豊かな屋久島の贅沢宿で、一流のおもてなしを味わう滞在を。

霧島連山の麓に広がる、深い静寂に包まれた場所に建つ「きりしま悠久の宿 一心」は、特別な時間を紡ぐ高級宿です。

わずか7棟の客室はすべてが一棟独立の造りで、源泉かけ流しの内湯（御影石）と露天風呂（一部檜）を備えた贅沢な空間。

湯は地下1200メートルから湧く自家源泉の炭酸水素塩泉。

「美人の湯」と称される柔らかな湯に身を委ねれば、霧島の澄んだ空気とともに心まで解きほぐされます。

夜には露天風呂から満天の星が瞬き、朝は鳥の声とともに目覚める...

そんな自然のリズムに寄り添う滞在が叶います。

夕食は鹿児島の旬を凝縮した会席料理。

繊細な香りを活かした一皿は、器から盛り付けまで工夫があふれ、素材の旨みを引き立てます。

「森伊蔵」「村尾」「魔王」といった希少な焼酎も揃い、味覚の旅としても満たされるひとときです。

自然に包まれ、静けさと上質なもてなしに心を委ねる。

「きりしま悠久の宿 一心」は時を忘れ、ただ深く安らぐためのプライベートな宿です。

鹿児島の日当山温泉郷に静かに佇む「四季の宿 明翠（めいすい）」は、2020年に誕生した全9室の離れ宿。

すべての客室が独立したプライベート空間で、まるで小さな別荘に滞在するような贅沢さを感じられます。

各客室には、源泉かけ流しの内湯と趣の異なる露天風呂を完備。

ナトリウム炭酸水素塩泉のとろりとした湯が肌をやさしく包み込み、湯けむりの向こうには四季折々に表情を変える庭の緑が広がります。

風の音や鳥の声に耳を傾けながら、気のむくままに温泉を愉しむひとときは、心の底から解きほぐされるよう。

夕食は、鹿児島産の黒毛和牛や黒豚、錦江湾の海の幸を贅沢に使った四季彩懐石。

個室の食事処で、器や盛り付けにまで季節の彩りが映える一皿をゆったり味わえます。

客室の外へ出れば、季節の草花が咲き誇る中庭の小径が迎えてくれる。

広めのお風呂と清らかな客室、そして行き届いたおもてなしに、日常の疲れをそっと解き放てる。静けさの中に“心からの癒し”が息づく隠れ宿です。

阿久根の澄んだ海を一望できる「VILLA  Hikaruze（ヴィラ ヒカルゼ）」は、東シナ海を正面に望む全室メゾネットタイプの高級ヴィラホテル。

宿の名は、目の前に広がる幸運のパワースポット「光礁（ひかるぜ）」に由来し、海と光が織りなす絶景に包まれています。

客室はすべて独立型で、プライベートな時間を大切にできる設計。

阿久根の海を目の前に、無垢の木の温もりに包まれるリビングは、“暮らすように滞在する”贅沢を叶えます。

室内温泉と露天風呂の両方を備え、波の音をBGMに東シナ海のきらめきを眺めながら湯に浸かる時間は、まさに極上の癒し。

静けさの中で、時がゆるやかにほどけていきます。

夕食は、地元・北薩摩の海山の幸をふんだんに使った贅沢なコース。

からすみや伊勢海老などの高級食材に、地元漁港で水揚げされた魚介、新鮮な野菜が彩りを添えます。

シェフの丁寧な手仕事が光る一皿一皿を、穏やかな海を望むダイニングでゆっくりと味わえる贅沢は、北薩摩の自然が生んだ恵みを五感で感じる至福の体験。

夜には焚き火の炎が静かに揺れ、ハンモックに身を預けながら聴く波の音が一日の終わりをやさしく包み込みます。

阿久根の海と調和する「VILLA Hikaruze」で、心をほどく上質な時間を。

黒潮の恵みと満天の星空に抱かれる、種子島。

みなと町・西之表港を見下ろす丘の上に、静かに息づく「種子島あらき別館」は、2023年にリブランドしてオープンした、一棟貸しのヴィラ型ホテルです。

種子島産の木材をふんだんに使った空間は、自然素材の温もりとモダンデザインが調和した心地よさ。

全棟に露天風呂を備えたプライベートガーデンがあり、夜は波の音と星の輝きに包まれながら湯に浸かる贅沢な時間を過ごせます。

室内にはミニキッチンやワインセラー、ウェルカムスイーツなどが揃い、まるで自宅のように自由で上質な滞在を。

バルコニー越しに広がる海と空を眺めながら、島の風とともにゆったりとした時間が流れます。

港や文化スポットへ徒歩でアクセスできる抜群のロケーションで、島内観光の拠点としても理想的。

南国の自然美と静けさ、洗練された空間が調和し、時間の流れまでゆるやかに感じられる上質なリトリートです

霧島神宮の参道近く、静かな森の緑に包まれた「竹千代 霧島別邸」。

創業70余年、鹿児島の老舗料亭「竹千代」の技と心を受け継ぎ、四季の美と食の心を宿した静謐な高級宿です。

客室は、露天風呂付きや一棟貸しなど趣のある数室のみ。

館内の随所に木の温もりと和の美が息づき、中庭や大浴場では霧島の湯煙とともに穏やかな時間が流れます。

湯は霧島神宮温泉郷の硫黄泉を源泉かけ流し。肌をやわらかく包み込む湯の香に癒やされながら、露天から望む星空が心を静かに照らします。

夕食は料亭由来の技が光る創作会席。地元の旬素材を丁寧に仕立てた一品一品をしっかりと味わえます。

館内にはサウナも備え、湯浴みの合間に心身を整える贅沢も。

霧島神宮のお膝元で、凛とした静けさと料亭の美意識が調和する、上質な滞在を。

霧島連山の麓に佇む「藤の花ホテル」は、わずか3室のスモール・ラグジュアリーホテル。

贅沢な温泉オーベルジュとして、宿全体が“アートと癒し”に包まれています。

館内に一歩足を踏み入れると、鹿児島出身のフラワーデザイナーであるオーナーがセレクトした花々やインテリアが迎えてくれます。

メキシコや北欧、イタリアのアンティーク家具、そしてピカソやダリのアートが調和する空間は、まるで美術館のような静謐な美しさ。

季節の花の香りがそっと漂い、視覚だけでなく心まで潤してくれます。

全3室の客室は源泉かけ流しの露天風呂付き。霧島の自然を望みながら湯に浸かる時間は、静けさの中で自分を取り戻すような至福のひとときです。

食事は、名シェフ・今村光志氏が手がける創作イタリアンのフルコース。

地元鹿児島の黒毛和牛や旬野菜、錦江湾の海の幸などを使い、一皿ごとにアートのような美しさと驚きを感じさせます。

料理、器、空間のすべてが調和する“食の体験”は、まさに五感で味わう芸術。

丁寧で控えめなおもてなし、美しく整えられた客室、何度でも浸かりたくなる温泉。

「藤の花ホテル」は、霧島で“上質な静けさと美意識”に身を委ねたい大人のための隠れ宿です。