美しい景色の中で過ごせる、兵庫でおすすめの高級ホテル9選

創業160年以上を誇る「西村屋本館」は、城崎温泉を代表する老舗のホテル。

唐破風様式の重厚な正門や大広間「泉霊の間」、そして数寄屋建築の巨匠・平田雅哉氏が手がけた別棟「平田館」など、登録有形文化財にも指定される建物が点在し、日本庭園とともに訪れる人を迎えます。

客室は庭園をぐるりと囲むように配され、障子を開ければ苔むす石や木々の影が静かに映る景色が広がり、まるで絵画のよう。伝統的な和室に加え、改装された和洋室「若草・羽衣」などもあり、落ち着いた中に新しさも感じられると人気です。

温泉は城崎の古湯を引くまろやかな湯ざわり。檜をふんだんに使った“吉の湯”、円形浴槽が印象的な“福の湯”、中庭を望む“尚の湯”と、趣の異なる3つの大浴場を楽しむことができ、お湯に浸かれば檜の香りや庭の風景とともに、心と身体がゆっくりとほぐれていきます。

料理は但馬牛や松葉がになど、地元の旬を生かした会席料理。焼き蟹、刺し蟹、蟹鍋、雑炊まで、料理長の手で供される一品一品は記憶に残る美味しさ。

館内は静かな気配りが行き届き、老舗らしい丁寧なおもてなしが感じられます。

さらに宿泊者には外湯めぐり券「ゆめぱ」が用意され、浴衣姿で7つの外湯をそぞろ歩くことができるのも魅力の一つ。歴史と文化が残る空間で、庭園を眺め、温泉に浸かり、美食を堪能できる高級ホテルです。

淡路島・東浦の丘に佇む「THE GOAT AWAJI」は、わずか1日4組限定のハイグレードなスイートヴィラホテル。

全室にサウナとジャグジーを備え、一部のヴィラ棟にはプライベートプールまで備わるという、贅沢なプライベート空間が広がります。

室内は木調のモダンインテリアで統一され、大きな窓やテラスから美しい海の景色が眺められ、心地の良い開放感に包まれます。

夕食は淡路の旬を使った鉄板焼きや屋外テラスでのバーベキュー。シェフが目の前で料理を仕上げ、味わいだけでなくそのライブ感も食事の時間を盛り上げてくれます。

食後はサウナで身体を整え、ジャグジーで風を感じる。さらに庭やプールサイドで波音を聴きながら過ごす時間は、非日常に浸る極上のひととき。その時間を過ごすと一泊ではもったいないと思ってしまうほど。

ペット対応のヴィラもあり、大切な家族とともに特別な時間を共有することもできます。

プライベート感があふれるラグジュアリーな環境、そして淡路の海と空の下で非日常を満喫できる、おすすめのホテルです。

渓谷の静けさに抱かれた「武田尾温泉 紅葉舘 別庭 あざれ」。

全12室すべてが離れ仕様の特別室で、モダンなリビングと源泉かけ流しの半露天風呂を備えた贅沢な造り。

部屋ごとに「うたたね」「クリスタルルーム」「サンテラス」「温泉ひとりじめ」とコンセプトが異なり、どの客室もそれぞれの特別感を感じられます。

泉質は関西でも珍しいラドンを含む源泉かけ流し。肌をすべすべに整えると人気のお湯で、大浴場「かわせみの湯」「やませみの湯」と部屋風呂を行き来しながら、異なる雰囲気の温泉を心ゆくまで楽しめます。

夕食は茶寮「心-Shin-」で供される創作会席。季節の鍋やしゃぶしゃぶをはじめ、美しい盛り付けと地元の味覚を味わえる美食を堪能。

木立に囲まれた客室からは自然が眺められ、床暖房のある広々とした部屋で冬も快適。都市から少し足を延ばすだけで行ける、おすすめのホテルです。

「夢泉景別荘 天原」は、すべての客室に露天風呂を備えたオーシャンビューの高級ホテル。

潮風を感じながら湯に浸かると、目の前に広がる海が温かい湯とともに心を癒してくれます。

メゾネットヴィラ「松樹」をはじめ、スイートや和洋室などさまざまな客室が用意され、いずれの部屋もモダンでゆとりある快適な空間。

食事はメインダイニング「旬房 淡悦」で味わう会席料理。淡路牛や地元の魚介を中心に、淡路島ならではの旬の恵みが一皿ごとに美しく彩られた絶品ばかり。

さらに、天原の宿泊者はグループホテルの温泉施設も利用でき、趣の異なる湯を楽しむこともできます。

館内にはガーデンラウンジやティーラウンジ「ル・クール」などもあり、食後にグラスを傾けながら過ごすひとときもまた格別。

ミシュランガイドで“5レッドパビリオン”を獲得した評価にふさわしい、ラグジュアリーなひとときを過ごせます。

姫路の街並みと播磨平野を一望する高台に佇む「セトレハイランドヴィラ姫路」は、“空と森の展望宿”として知られる絶景のラグジュアリーホテル。

全16室だけの客室は、静けさと居心地の良さを重視したつくり。サウナ付きの客室や貸切のサウナを備え、温泉に浸かりながら自然の音とともに美しい夜景を眺める時間は格別のひととき。

館内のラウンジでは、滞在中にいつでもドリンクや軽食を楽しめるオールインクルーシブスタイル。好きな時間に軽食を楽しめる自由さもまたこのホテルの魅力です。

ダイニングでは、播磨や兵庫の素材を生かした夕食・朝食ともに上質な創作料理を堪能できます。

姫路城や市街地からのアクセスも良く、観光拠点としても便利なおすすめの高級ホテルです。

淡路島・慶野松原の浜辺に佇む「サンセットビューホテル けひの海」は、日本夕陽百選にも選ばれた絶景を前に、心静かに過ごせる海辺のホテル。

全15室の落ち着いた館内は、静寂を大切にしていて、客室からは穏やかな海と松原の緑を眺めることができます。

館内の大浴場や露天風呂では、うずしお温泉に浸かることができ、化粧水のようになめらかな泉質は“美人の湯”とも言われ、肌をやさしく包み込む心地よさ。

湯上がりにはアルコールやアイスキャンディーのサービスがあり、ほっと一息つく時間がなんとも居心地が良いです。

食事は、淡路牛や朝どれの魚介、地元野菜を使った和食会席。鯛の宝楽焼など淡路ならではの一品が加わり、彩り豊かで美味しく、ボリュームも程よくお腹と心を満たしてくれます。

夕暮れ時には、ホテル前の浜辺から水平線に沈む夕陽を眺め、夜には波音と静けさに包まれます。

スタッフの笑顔や丁寧なもてなしとともに、自然を感じながら落ち着いた時間を過ごせる高級ホテルです。

瀬戸内海に浮かぶ淡路島の海辺に佇む「ホテルアナガ」は、穏やかな海と鳴門大橋を望む絶景ロケーションが魅力のリゾートホテル。

客室のバルコニーからは、穏やかな海と鳴門大橋を眺められ、時間によって表情を変える海の景色に癒されます。

館内には屋外プールやガーデン、スパがあり、心身をリフレッシュできる環境が整っています。

食事はこの宿の大きな楽しみのひとつ。淡路牛や地元の魚介・野菜を活かしたフレンチや和会席は、一皿ごとに素材の味が生きた感動の味。朝食も上質なので、食事を求めてまた訪れたいと思います。

記念日に客室のアップグレードをしてくれたりと、スタッフの細やかな気配りがあるのも高級ホテルならでは。絶景と安定したサービスを求める方におすすめのホテルです。

「KAMOME SLOW HOTEL」は、“何もしないことを楽しむ旅”をテーマにしたスローライフを楽しめるホテル。

客室すべてがオーシャンビューで、テラスからは波の音とともに瀬戸内の穏やかな海を望むことができます。静かな潮風を感じながら過ごす時間は、非日常の特別なひととき。

ゆったりとくつろげる室内は、快適さはもちろん、ドアや扉のデザインにまでこだわりが感じられ、シンプルながらも個性を放っています。

館内には屋外プールやサウナ、庭や別棟ヴィラなどが点在し、プールサイドで本を読んだり、サウナの後に潮風を感じながら整ったりと、自然を感じながらゆったりと過ごせます。

朝は部屋のテラスで海を眺めながら朝食をいただき、夜はレストランやBBQスタイルで夕食を楽しむなど、食事も思い出に残る特別な時間に。

スタッフがフレンドリーに迎え入れてくれる安心感も魅力のひとつ。小規模だからこそのちょうどいい距離感が居心地のよい雰囲気を作り出しています。

瀬戸内海を一望する赤穂・御崎の丘に建つ「瀬戸内の小さなホテル ミサキテラス」は、わずか4室だけの隠れ家リゾート。

扉を開けた瞬間に視界いっぱいに広がる海の景色に癒されれば、ゆったりとした時間が流れていきます。

客室はスイート仕様で、アウトドアリビングやキッチンが備わる開放的な空間。海風に触れながらテラスで過ごすひとときは、日常を忘れて過ごす癒しの時間。

朝は潮騒を聞きながらテラスで朝食をいただき、夜は瀬戸内の魚介を使ったコース料理や豪華なBBQを海辺の空気とともに楽しめます。

バルミューダのトースターやReFaのドライヤー、質の高いスピーカーから流れる音楽まで、細部にまでこだわりが行き届いているのも嬉しいポイント。穏やかな空気の中で自分だけの時間に浸れます。

瀬戸内の自然を感じながら、穏やかな休日を過ごしたい方におすすめです。