穏やかな海と緑豊かな自然に囲まれた淡路島では、海を望む高級ホテルで過ごすのがおすすめ。
海と調和するようにデザインされた空間。
波音を聞きながら温泉に浸かり、海風を感じるテラスでくつろぐ時間は、心ほどける癒しのひととき。
淡路牛や由良の海の幸、島野菜など、土地の恵みを活かした美食を味わうのも楽しみのひとつです。
そこで、今回は「美しい海を眺められる、淡路島でおすすめの高級ホテル9選」をご紹介します。
淡路島の豊かな森に抱かれる「禅坊 靖寧(ぜんぼう せいねい)」は、建築家・坂茂氏が手がけた、まるで“空に浮かぶ禅院”のようなホテル。
丘に立ち、360度の自然に囲まれた空間で、心と体を調える特別な時間が流れます。
全長100メートルのウッドデッキを裸足で歩けば、木の温もりや森の香り、鳥のさえずりが五感をやさしく刺激。
客室は「起きて半畳、寝て一畳」という禅の思想に基づいた設計で、余計なものを削ぎ落とした静かでシンプルな空間。
夜には虫の音が、朝には風の音がBGMのように聞こえ、まるで自然に包まれているかのよう。
提供される「禅坊料理」は、動物性食材・油・小麦粉・白砂糖を一切使わず、発酵と熟成のうま味を重ねた一皿。
見た目の美しさと味の奥行きに感動する、“心を満たす精進料理”として人気を集めています。
滞在中は瞑想やヨガ、写経などのプログラムが組まれ、鳥の声や木々のざわめきに包まれながら、内なる自分と向き合う時間に導かれていきます。
細やかな心配りや、木の香りに満ちたアメニティも上質な場所で、禅の教えを体験できる、おすすめの高級ホテルです。
価格 | 51,000円~/人 |
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アクセス | 淡路ICから車で約5分 |
住所 | 兵庫県淡路市楠本字場中2594-5 |
淡路島・洲本の海辺に佇む「夢泉景別荘 天原(あまはら)」は、“古事記に伝わる高天原”の名を冠したラグジュアリーリゾート。
全室に専有の露天風呂があり、波音と潮風に包まれながら湯に浸かる時間は格別のひととき。
一部客室にはメゾネットタイプや専用桟橋を設けた離れがあり、テラスからそのまま海へ降りることも。
シーサイドプールは海と一体化するような美しいプール。絶景を眺めていると、時間を忘れてしまいます。
夕食は淡路の旬を贅沢に使った会席料理や鉄板焼きで、素材の味が引き立つ繊細な味わい。
盛り付けや器の美しさも丁寧さが伝わってくる人気の料理です。
スタッフの対応は温かく、些細な要望にも快く応じてくれるおもてなしが印象的。
グループ施設〈ホテルニューアワジ〉の温泉も楽しめ、海を望む大浴場やプールなどで癒しの時間を過ごせるのも魅力。
“海の上の別荘”に招かれたような、淡路の極上リゾートです。
価格 | 36,000円~/人 |
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アクセス | 洲本高速バスセンターよりバスで約5分 |
住所 | 兵庫県洲本市小路谷1052-2 |
淡路島・洲本の海辺に佇む「THE BLESS Awaji」は、“魂が震える食事”をテーマに掲げる、スモールラグジュアリーオーベルジュ。
館内は静寂と上質さに満ち、薪火グリル「JOSPER®」で仕上げる料理が主役。淡路牛や近海の魚介、自家栽培の野菜など、素材そのものの香りや旨味を最大限に引き出し、一皿ごとに“火の余韻”を感じさせるアートのような美食を楽しめます。
ワインセラーには600本以上の厳選ワインが眠り、料理とのペアリングを楽しむ時間は特別感たっぷり。
客室はわずか8室のみ。外の喧騒から切り離されたような静けさの中、瀬戸内海国立公園に近い自然の風と潮の香りに包まれながらゆっくりと羽を伸ばせます。
マグマスパ式サウナでは、溶岩石から放たれる柔らかな熱に癒されて、身体をしっかり整えられます。
「食・熱・静」が織りなすリトリートを楽しめるおすすめの高級ホテルです。
価格 | 34,000円~/人 |
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アクセス | 炬の口より徒歩約4分 |
住所 | 兵庫県洲本市炬口247 |
淡路島・洲本のヨットハーバーに佇む「海のホテル島花 レジデンスヴィラ」。
丹下健三氏設計の別荘を再設計したヴィラや360㎡超の貸切グランヴィラなど、個性溢れるヴィラをプライベート感たっぷりに楽しめます。
すべてのヴィラに温泉露天風呂があり、洲本温泉の湯に身をゆだねながら潮風とともにくつろぐ時間は至福のとき。
キッチンや岩盤浴を備えたスイートでは、家族や友人と気兼ねなく過ごせます。
夕暮れ時には、海辺のテラスで炭火バーベキューを楽しむプランも人気。淡路牛や近海の魚介、島野菜など、淡路島の恵みを炭火で味わう体験は忘れられない思い出に。
館内は静けさに包まれ、他の宿泊客と顔を合わせることも少ないので、まるで自分だけの別荘にいるかのように、心からリラックスできます。
2023年には海上に浮かぶクルーザーキャビンも登場し、波間に宿る“新しい宿泊のかたち”も体験できます。
価格 | 33,000円~/人 |
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アクセス | 洲本ICより車で約18分 |
住所 | 兵庫県洲本市小路谷1280番6 |
淡路島の北部、木々と花々に包まれた静かな丘に佇む「オーベルジュ フレンチの森」。
ここは、“食そのものを旅する”という発想から生まれた、美食家のためのレストランホテル。
3棟のレストラン棟は、それぞれに異なる世界観をもつ独立空間。
La Roseでは和の繊細さを重ねたフレンチ、Grand Baobabでは素材の味を引き出すイタリアン料理を、そしてPrince Etoileでは華やかでドラマティックな一皿を。
どの棟も淡路島の海や大地の恵みを活かした美食を堪能できます。
料理に合わせて選ばれる約300種のワインが並ぶセラーも圧巻。ソムリエの提案するペアリングを料理と共に楽しめます。
宿泊はレストランの2階に設けられた客室で。フランス邸宅を思わせる上品なインテリアに、檜風呂の香りが漂う癒しの空間。
自然に囲まれた静寂の中、食後のひとときを穏やかに過ごす時間は、まるで小さな別荘に滞在しているかのようです。
朝は、淡路の朝採れ野菜や卵を使った彩り豊かなプレートが用意され、食事を中心に1日がめぐります。
美食を求めて旅をしたい方におすすめです。
価格 | 30,000円~/人 |
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アクセス | 淡路ICより車で約10分 |
住所 | 兵庫県淡路市楠本2593-8 |
淡路島・慶野松原の海辺に佇む「あわじ浜離宮 別荘 鐸海(たくみ)」は、夕陽を湯殿から楽しめる、スモールラグジュアリー。
すべての客室が温泉露天風呂とテラス付きで、「日本の夕陽百選」にも選ばれた慶野松原の絶景を一望できます。
水平線に沈む夕陽は、まるで一枚の絵のように美しく、それを眺めながら湯に浸かるひとときは格別。
ダイニング「旬房 淡味(AWAMI)」では、淡路牛や由良の海の幸、島野菜を使った会席料理を。淡路瓦の器など細部にまでこだわり、一品一品丁寧に作られた美食を楽しめます。
客室には海風を感じるデイベッドやデッキチェアを備え、清潔感あふれる空間で、心静かに過ごせます。
姉妹館の温泉やプールを巡ることもでき、プライベートな露天の静けさと大浴場の開放感、どちらも味わえるのもまた魅力です。
価格 | 28,000円~/人 |
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アクセス | 西淡三原ICより車で約5分 |
住所 | 兵庫県南あわじ市松帆古津路970-6 |
淡路島・洲本温泉郷に広がる「ホテルニューアワジ」は、海と湯と食を楽しめる、島屈指のリゾート。
紀淡海峡を一望する客室からは、朝焼けも夕景も美しく、波音を聞きながらゆったりと過ごせます。
敷地内源泉から湧く「淡路棚田の湯」や「くにうみの湯」など、3種の湯処があり、趣の異なる湯を楽しめます。
スイート棟〈ヴィラ楽園〉では、露天風呂付き客室で贅沢なひとときを。畳敷きのリビングや開放的な湯船から望める、海の景色が心に残る極上の時間を過ごせます。
夕食は淡路牛や由良の海の幸、島野菜を使った地産地消の会席。丁寧な火入れと美しい盛り付けに、舌と目で食事を楽しめます。
複数のレストランやスパ、ラウンジなどの施設も充実。
湯、景、食が三位一体となってもてなす、淡路島を感じる絶景リゾートです。
価格 | 24,000円~/人 |
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アクセス | 洲本ICより車で約15分 |
住所 | 兵庫県洲本市小路谷20番地 |
淡路島の東海岸に佇む「淡路インターナショナルホテル ザ・サンプラザ」は、全室オーシャンビューの温泉リゾート。
朝陽に輝く海を眺めながら目覚め、潮風を感じながら湯に浸かる至福のひととき。泉質がやわらかく肌なじみがよい湯についつい長湯してしまいます。
展望大浴場「遊湯」や趣の異なる貸切風呂などさまざまな湯殿もあり、温泉を思う存分楽しめます。
小さな子ども連れでも安心して過ごせるよう、赤ちゃん用アメニティや貸切風呂の利用にも配慮があるのも嬉しいポイントです。
夕食は、淡路牛や由良の海の幸を盛り込んだ会席料理を提供。器や盛り付け、照明に至るまで「四美一体」の美学でまとめられ、見た目にも印象的。料理の美味しさと丁寧なサービスに感動します。
長年にわたり「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に連続入選しており、その確かな品質と信頼があるのも魅力です。
価格 | 24,000円~/人 |
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アクセス | 洲本ICより車で約15分 |
住所 | 兵庫県洲本市小路谷1279-13 |
大きな窓から穏やかな海と夕陽を望む、静けさに包まれた一室。
潮風や木々の香りに癒されながら、五感を満たす島の美食とのめぐり合い。
海辺の温泉に浸かり淡路島の自然に囲まれて、非日常の特別なひと時を。